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『サマーソニック大阪観戦記』by QUIQUE-METAL

ライブレポート専用板114-2015年08月17日 21:40

サマソニ(舞洲)レポ(1) ~会場編~

 今年2度目のフェス。関西に住んで※年になりますが、初サマソニです。お盆、懐に余裕が有れば関西を脱出し高原で避暑をしたくなるような夏の関西。外出自体無謀なのに、炎天下でライブ観戦。無い無い。自分の人生に夏フェス観戦という選択肢は無かったのです。BABYMETALに嵌まるまでは。。。地元に来るならその機会は捉えたい。

 実際に行った感想を一言でいえば、サマソニ最高!! 正確には"MOUNTAIN STAGE"最高!!
 後、パンダ最高!? 

 決して安くないフェスのチケット代。ベビメタだけを見るには、あまりに勿体無い。次の日が仕事だろうが、出来るだけ多くそして、メトロックで果たせなかった「最後まで観る」という決意を胸に臨みました。
 とは言え、汗だくは必至、下手すりゃ2014年の様に泥だらけという可能性も。舞洲まで電車使っても2時間かかるなーと思案して、サマソニHPを見たら、Ocean Stage近くに「Free Tent」コーナーの文字。これはいいかも(閃き)。更に、去年までの舞洲への車の乗り入れ改善で、隣島の夢洲に専用駐車場を開設との情報。Park & Drive。最寄の駅からのシャトルバスとは別に運航されこちらは無料。
 前売りでも安い金額では無かったのですが、当日舞洲で探す手間などを考え、利便性を選択し即決。テントは、プール等で持っていく簡単に広がるタイプを持参。大げさな荷物にはなりませんでした。他、幕張組の記事を参考に、氷1kg、お茶1L携行。というわけで舞洲へは車で行きました。

 結果的に、帰路は土砂降りでしたし、最寄りの阪神高速まで混雑無くアクセスできるなど、この選択は吉でした。駐車場の水はけが悪いので、最悪泥濘に嵌り車が出せなくなるリスクがあると現場で注意喚起有りました。懸念はそれ位。


サマソニ(舞洲)レポ(2) ~会場編~

 シャトルバスは8時半位からピストン運送。到着は9時頃。特に行列にストレスも無くバスは舞洲会場へ。乗車時間は5分程。降り場からMountain Stage近くのリストバンド交換所に向かいましたが、遠い。メトロックも大概歩きましたが、距離は同じくらい。ただ交換所は10ブース近くあったので、まぁまぁスムーズでした。会場内の印象は、「広いな」です。

 MountainとSonic、Ocean全ステージを梯子する計画でしたが、躊躇。無理すると、メインの陣取りに失敗しそうだったので、Flower StageのMartinは止む無くパスしました。地図ではFree TentスペースがMountain Stageの近くに思えたのですが、実際は道路を挟んでおり、Mountain Stageの入口は小高い丘の奥。その代わり、Oceanの傍なので、その位置からスクリーンが見える等良い場所でした。2つのStageの音が聞けるので、プログラムが重なると協奏します。好みのサウンドの方を選べるという利点も。

 10時頃着きましたが、思っていたよりも混んでおらず、好きな位置に設営(といっても袋から出すだけ)今回の様に雨風が有る場合は、飛ばされないようにアンカーを打てるタイプの方が向いており、簡易な物は飛ばされたり潰れたりしていました。Free Tentスペースは密度も低く、貴重品以外の荷物を置いたり、まったりするには良いんじゃないかなと思いました。終日直射日光は少なかったとはいえ、小雨も凌げて一石二鳥。個人的にはお勧めゾーンです。特に大勢で来ているグループは楽しそうでした。

 一方で、登山に使うような独り用の本格的なテントを持ち込んでいる女子メイトを発見。私が20代独身なら、多分声をかけてます。独身の方、ロマンスが芽生えるかもです。幸い私のおもちゃみたいなテントは、飛ばされることも無く、雨も殆ど吹き込まず無事でしたが、隣の男性グループのテントはびしょ濡れでした。1kgの氷水と、ペットボトルが良い重石になりました。


サマソニ(舞洲)レポ(3) ~会場編~

 少しくつろぎ、会場内を散策。開演11時までFood Shopをうろつき、蛋白源に唐揚げをゲット。Sonic stageの位置を確認するべくテントエリアに戻る途中で、幕張オフ会でお会いしたメイトさんに偶然再会。しばし歓談後、オープニングを近くのOceanで迎えます。最初はきゃりーぱみゅぱみゅ。パフォーマンスは愛嬌たっぷり、観衆に振り付けを伝授する時アカペラで歌っていましたが生歌は結構声が通ります。圧縮の無い平和なライブで幕開けです。

 私のお目当ては11時半からのWOLF ALICEだったので、15分程観て分かれました。その後はWolf Alice → MARMOZETS → All TIME LOW → MONOEYES → BABYMETAL → MARYLIN MANOSN → THE PRODIGY
 主にMountainとTentスペースを行ったり来たりでした。ベビメタ以外の他のアーティストのレポは「夜ざくら学院」にて掲載していますので、よろしければそちらをご覧ください。


サマソニ(舞洲)レポ(4) ~ベビメタ編~

 早くからMountainにいたにも関わらず、熱中症対策で水分取り過ぎて、不覚にもAll Time Lowで一旦Mountainを離脱。 戻ってくると結構人が入っていました。MONOEYS Tが1、ベビメタTが4、それ以外が3って感じです。(PA右側の雰囲気)。PAとステージの2/3位の位置に陣取りました。圧縮とモッシュは怪我が怖いので避ける派です。逃げ場の近い柵寄り狙い。
 もうひとつは音響。ベビメタが始めるまでの他のアーティストの時、左右のスピーカからの聞こえが丁度良い位置を探していたら、柵まで1m位の位置にたどり着きました。面白いことに、靴一つ水平移動するだけで、聞こえ方が全く変わります。

 屋外ライブで音響を期待するのはナンセンスですが、さすがにスピーカの目の前は、地面が震えるほどの振動を体感でき、ずっとそこにいたら耳がおかしくなりそうなので、メンバーも視認できて、音響の比較的良い位置を狙いました。最も自分より長身のメイトが前方にいたので視認しづらかったですが、そんな時はモニターを確認しました。

 開始15分ほど前に神バンド登場しサウンドチェク。BOH神の煽りなどあり、聴衆ヒートアップ。初見の人は茫然と観ている感じでした。
 開始30分前でPA付近は人の入替が殆ど無く、駄目ジャンプが出来ないほど密度が高くなりました。そして定刻。始まる紙芝居。食い入るようにみる聴衆。そしてBMD。後はもう怒涛のサウンド。ベビメタT着用のメイトは掛け合いも手慣れたもの。初見さんたちもつられて反応。


サマソニ(舞洲)レポ(5) ~ベビメタ編~

 セトリは前日の東京と同じ。BMD, メギツネ、ドキモ、そして泡玉来たー。
 やはり可愛い、激しい。会員限定のBDでしか映像が正式公開されていない新曲で、初見多数のうサマソニ大阪で初出しの掛け合いを求めるSu-METAL。メイトも戸惑いながら反応。

 続くCMIYC神バンドソロ。
 大村神の髪型いつもと違うドレッドヘアスタイル。BOH神のタッピング、青山神の凶悪なドラム、大村神、藤岡神の進化する超絶技巧。そして怒涛のかくれんぼ。この後、珍しく3姫水分補給。時間は30秒も無い位。そのままウキミへ。ドキモで、3姫が寝込む場面で脚の組み方がいつもと違うのをモニターで確認。カメラワークが絶妙で、色気すら感じてしまいました。この間、周囲からは「音やばい!」「可愛い!」「想像以上!」の新鮮な声が漏れ聞こえます。
 

サマソニ(舞洲)レポ(6) ~ベビメタ編~

 そして遂にRORの紙芝居。
 RORで巨大なサークルが出現した時に柵まで移動。足元には初見さんの荷物。人の波を見て「何々、何が起こるの?」と不安げ。RORの紙芝居が始まると、降り始めていた小雨が少し強くなります。でも熱気が充満しているので丁度良い雨。3姫が旗を降ろす。動き出すサークルピット。立ち込める砂塵。それを鎮めるような通り雨。駆け抜けるパンダ。レジスタンスのSinger Longで観衆のボルテージは最高潮に。

 続いて、一点ポップなギミチョコ。
 雨はまだ降り続きます。MOA-METALはアドリブで「雨にまけるなー」、YUI-METALは「サマソニ最高」。あの状況でセリフ変えるMOA-METALはさすがとしか言いようが無い。YUI-METALもアドリブだったか?

 フィナーレはIZD。
 またもあっという間に出来上がるサークル。紙芝居の内容に「かけっこだって」の漏れ聞こえる笑い。狂乱のライブが終わる頃には、雨もすっかり上がり、自然をも味方に付ける神がかった演出。途中で雨が降って良かったという声多数。多くの人が屋外フェスでの魅力を堪能できたと思います。

 常に最高のライブに感謝。
 いつか3~4万人規模の屋外ワンマンを切望します。

 2016年は、OCEAN STAGEで!!